
誰しも、「あそこでこんなお店やったら儲かりそう」
なんて思ったことがあるのではないでしょうか?
しかし、なぜ儲かるのか論理的に説明できますか?
自分の直観でビジネスをしてはいけません。
直観ではなくしっかりと論理的に考える必要があります。
当ブログではビジネススキルを多々発信してきましたが、そんなスキルも論理的思考スキルが無いとすべて台無しになってしまいます。
論理的に考えることで、起業の失敗確率を大幅に減らすことができます。
本記事を読むと、物事を論理的に考えビジネスを設計することができるようになります。
ビジネスをする上で絶対に必要な考え方になりますので、最後までお読みください。
✔本記事のテーマ
【論理的思考スキル】これが無いとすべて台無し
✔本記事の内容
- ①経営者脳トレーニング
- ②コペルニクスの地動説がビジネスでは大事
- ③人は物事をドラマチック化してしまう習慣がある
- ④まずは人間の分断本能をなくすことが大事
目次
①論理的思考スキルをつけるための経営者脳トレーニング
いきなりですが、皆さんに問題です。
皆さんがもし、パスタ屋さんに行きました。
このパスタ屋さんは、下記のようなお店でした。

さて、月の売り上げと利益はいくらでしょうか?一度考えてみてください。
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、
答えは、分かりません。
なぜなら売り上げというのは誰もわからないからです。
しかし大事なのは、答えの正解・不正解ではありません。
考え方の正解・不正解が大事なのです。
これを思考力のフェルミ推定なんて言ったりしますが、この思考力が大事です。
つまり、「売上は100万円です」という答えの正解不正解より、
どんな考え方で100万円と求めたのかが重要ということです。
では正しい考え方を見ていきましょう。
まず、売り上げに関わる要素をすべて書き出していきます。

こんな感じです。
答えは関係ないので数字はいりませんが、
このように売り上げを求めそこから経費を引いて利益を求めましょう。
この求め方を知っていれば、どんなお店に行っても後は数字を当てはめていくだけです。
皆さんが飲食店に行ったときに、料理が来る待ち時間などにこれを考えるクセをつけて下さい。
このトレーニングをクセ付けることで、論理的に考える力が付き経営者脳になります。
待ち時間も楽しくなりますよ。笑
②コペルニクスの地動説がビジネスでは大事

人間というのは、自分中心に物事を考えるクセがあります。
例えば昔は、「地球の周りを太陽が回っている」と言われていました。
しかし実際には、地球が太陽の周りをまわっていますよね。
このように自分中心に物事を考えてしまうクセがあり、それは勝手な思い込みに繋がります。
「ここにこんなお店を出せば絶対に儲かる!」とか、
「俺のサービスは絶対に皆使う!」など
根拠のない思い込みをしがちです。
自分の考える視野が必ずしも正しいとは限らないので、しっかりとデータに基づく事実が重要です。
交通量を調べたり、アンケート調査をしたりと数字に基づく事実をもとに
論理的に説明できるようにしましょう。
③人は物事をドラマチック化してしまう習慣がある
世界で予防接種を受けられない子供の割合は次の内どれだと思いますか?

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正解は20%です。
50%や70%と答えた人も多いのではないでしょうか?
このように人間は、物事をドラマチック化してしまう習慣があります。
「可哀想だ」みたいな感情が勝手にドラマチック化して悲観してしまうのです。
これは人間の本能なので仕方がありません。
しかし、データに基づいて判断してみると、
逆に言えば、80%の子供はしっかりと予防接種を受けれています。
このように、一旦冷静になってデータを基に事実を考えるようにしましょう。
④人間の分断本能をなくすことが大事
人間には、分断本能とネガティブ本能というものがあります。
この二つを消さない限り、ビジネスは上手くいきません。
思い込みを捨て、人の考えと自分の考えをマッチングさせていくことが重要です。
分断思考
例えば、人間はこのように二つに分断してしまう習慣があります。

これが分断思考です。
しかし、物事というのは単純に二つに分けることはできません。

このようにビジネスの世界では、黒や白とはっきり分けることはできません。
いろんな色のグラデーションがあり、グラデーションの理解がビジネスでは必要不可欠になります。
なぜ二つに分けると上手くいかないかというと、
例えば飲食店をやりたいとします。

するとこのような事を考えますよね。
交通量が多い=良い
このように普通は考えると思いますが、「交通量が多いことにネガティブな部分はないのか」これを疑う人は少ないのです。
逆に、「交通量が少ないことにポジティブなことはないのか」を考える人も少ないです。
これをしっかりと考えていく必要があります。

すると、交通量が少なくても良いところが沢山あることに気づきますね。
家賃が安いし、人もいらないしその分経費もかかりませんしね。
ビジネスは「どれだけ売り上げたか」ではなくて、「どれだけ利益を残したか」が一番重要です。
大事なのは、分断したものをもっともっと細分化してグラデーションを考えるようにすることです。
このように物事を簡単に二つに分けることはできないので、分断思考は捨てましょう。
ネガティブ本能
ネガティブ本能とは「共感」です。
人間は、ネガティブなことに共感するのです。
例えば、「保育園に落ちた」とツイートすると沢山の人が共感するはずです。
しかし、「保育園に入れた」とツイートしても共感されないのです。
このように、人間はネガティブに共感します。

例えば、テレビはネガティブなことばかり報道しますよね。
感染症だったり、子供の死亡率だったり、交通事故だったり、、、
実際に現在コロナウイルスだとか流行っていますが、全体の感染症で言えば感染率は下がっているのです。
子供の死亡率も下がっています。
メディアのネガティブセンサーのコントロール術は有名で、交通事故のニュースでは必ず遺族のインタビューなどを流します。
そうすることで人間はネガティブに共感しますから、視聴率が上がるのです。
このような事をテレビで見ると、世界は悪くなっているんじゃないの?なんて思ったりしますが実際はそうじゃないのです。
人間は物事をネガティブに捉えがちなので、感情に惑わされずしっかりとデータに基づいた判断が重要です。
まとめ
人間は、自分中心に物事を考えたり、ドラマチック化してしまったり、分断本能やネガティブ本能があります。
そんな本能に惑わされずに、データに基づく事実から論理的に物事を考えること(論理的思考スキル)がビジネスでは大事です。
思い込みを捨て、人の考えと自分の考えをマッチングさせていける経営者脳を作りましょう。
次回はいよいよ論理的思考スキルを使ってサービスを設計していきます。
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